受験勉強は何から始める?スタートダッシュで失敗しない方法
小テストに真剣に取り組もう!
どこの学校でも、多かれ少なかれ、小テストがあると思います。
まずはこれから始めましょう!
小テストでよくあるのは、英語の単熟語、漢字。つまり、一度に覚えようとしたら大変な数になるものばかりです。あとで自分で覚えようと思ってもなかなかできるものではありません。
学校では、それらを小分けにして、おそらくよく出題されるものを選んで、小テストとして与えてくれているのです。「また小テストかぁ」ではなく「これを利用しない手はない!」と前向きにとらえましょう。
どうせいつかは自分で覚えなければならないのです。小テストで自分の勉強ペースを乱されるように感じることがあるかもしれませんが、小テストの時間を無駄な時間にするのも、自分の受験勉強のひとつにするのも、あなたの取り組み方次第ですよ。
予習・復習をきっちりやろう!
「予習・復習をきちんとやるように!」とよく言われますよね。
次は、これです!「何事も3度やると身につく」と言われます。「予習」をして「授業」をきいて「復習」をする。これで3度になりますね。
「授業」は必ず拘束される時間です。これを利用しない手はありません。「予習」をせず「授業」にのぞんだ場合、身につく内容は50%程度ですが、「予習」をすればそれが80%になります。更に「復習」をすればそれが100%になります。
同じ「授業」を受けていても、それを50%のものにしている人もいれば、100%のものにしている人もいるわけです。100%、それ以上にするのもあなたの「授業」の受け方次第。「授業」でやることをその場で自分のものにしてしまえば、改めて受験勉強しなくてもいいのですよ。
学校の問題集を使いこなそう!
受験勉強を始めるとなると、学校の問題集なんてバカバカしい、と思ってやらなくなってしまう人がいます。でも、いきなり分厚い問題集に取り組んで、最初の数ページでやらなくなってしまっては意味がありません。
まずは学校の問題集にしっかり取り組みましょう。問題集は「解いて終わり」では、自分が解ける問題と解けない問題を仕訳しただけです。解けない問題を解けるようにすることが大切です。
ここでも「何事も3度やると身につく」を使います。問題集を3周取り組むのです。1周目で間違えた問題はチェックをつけておき、次にその問題集に取り組むときは、前回間違えた問題を解いてから、その日の分に取り組みましょう!そして1週間とか2週間に1度、その間にチェックのついた問題をやり直しましょう。これで3度ですね。
友だちのまねをしよう!
苦手な教科があるようでしたら、その教科が得意な子の勉強方法をよく観察してみてください。
日本史の勉強法がわからなかったら、日本史が得意な子の勉強法をまねするのが一番です。まねをしてみて自分に合わなかったら、また別の子のまねをして、自分に合う勉強法を見つけましょう!
まねをしてみると、どうしてその子がその教科を得意としているのかがみえてきます。どうして自分が苦手だったのかも。自分に足りないことを、自分なりのアレンジとしてその勉強法に加えられるといいですね。
本屋に行こう!
いよいよ受験勉強のための問題集にとりかかります。
受験勉強において、どの問題集を使って勉強するか、ということは重要なことです。いろいろな本屋を回って、受験のコーナーを見ていると、同じような問題集を目にします。それらの中から自分にあった問題集を選びましょう。
受験がマラソン大会だとすると、分厚い問題集は最初から42.195キロを走るようなものです。マラソン大会に出場しようとしたら、まずは体力をつけて、走り方を研究して、短い距離から走り始めますよね。受験勉強でも同じです。ここまでで、毎日の積み重ねの勉強を続け、勉強のやり方を研究したので、今度は今のレベルにあった問題集に取り組みましょう。
先生に聞こう!
とは言っても、どの問題集を選ぶか自分で決めることは難しいと思います。
まずは、受験勉強が順調に進んている友だちが使っている問題集を参考にしましょう。そういう友だちがいない場合は、先生に聞くのが一番!あなたのレベルもやる気も、よくわかっていますので、きっと良いアドバイスをくれると思いますよ。
さいごに
私は勉強の習慣ができていなかったので、まずは、学校の勉強をきっちりやるようにしました。そうすると、その先何を勉強しなければいけないかがだんだん見えてきました。ここまでくれば、あとはやるだけです。
何が必要かわからず、これがいいかも、あれもいいかもと、自分にあっていない勉強をするのは時間の無駄です。学校の勉強という土台をしっかり作り、そこに自分なりの勉強を積み上げていきましょう!