受験に求めれるものは一体何か?大学受験の本質をお伝えします
情報処理能力って何?
「情報処理」とは何でしょうか?みんな大好きウィキペディアにはこのように記述されています。
引用文:元の「情報」から、計算により加工・抽出などをおこない、別の形の情報を得る手続き(処理(プロセス))である。
さて、ここでいう「情報」、「計算」、「別の形の情報」ということは様々なことに置き換えることができます。例えば、コミュニケーションという分野では以下のようになります。
「情報」→ 相手の発言
「計算」→ 思考してからの返事
「別の形での情報」→相手のリアクション
友達付き合いが上手な人っていますよね?
その人はコミュニケーションという情報処理に長けているのです。
情報処理能力はお金になる
この情報処理能力は社会人になると、お金と交換することができます。
そう、お給料ですね。まさに現代社会で生きるためにはこの情報処理能力が必須なのです。
そして、大学進学を目指すということはより高度な「情報処理能力を得る」ということです。各大学は「我が校の情報処理技術にあなたはついてこれますか?」という意味で受験生に問うのが「受験」です。
専門分野でいうと「弁護士」「医者」「会計士」などは高度な情報処理能力が求められます。もちろん、英語などの「語学」や社会人に欠かせないコミュニケーション能力もこれに該当します。社会人は常にこの情報処理能力を向上することが求められます。大学生のうちに情報処理能力を得ていると就職活動だけでなく、社会人として1歩リードすることができますよ。
知識だけではなく、処理能力を測るのが受験
情報処理能力に必要なのは「知識」です。しかし、「知識」だけ持っていても意味がありません。その「知識」をアウトプット、時には応用・加工してアウトプットする必要があります。大学受験も例外ではありません。持っている知識をどれだけ有効活用して、実生活(勉学や人間性向上)に役に立つことができるのかをあなたに問いてきます。
「法律」の知識は誰にも負けないが、裁判では負けてしまう弁護士は信用を得られるでしょうか。筆者は過去のコラムで単語帳不要論を唱えている所以がここにあります。
「知識」は大事です。しかし、持っているだけで意味がありません。それを使いこなせるかが大学受験突破の鍵です。
より充実した人間性を手に入れることに役立つ情報処理能力
情報処理能力は勉強だけでなく、様々なことに役に立ちます。一番身近なものというと、「コミュニケーション能力」ですね。このコミュニケーション能力は人生を送る上で非常に大事な情報処理能力です。筆者も脱サラをして、個人でお仕事をいただいているのですが、相手が目の前にいる・いないに関わらず、必要となってくるのはこのコミュニケーション能力です。もちろん、筆者はまだまだです(笑)
生きる術でも大事ですが、人格・感情形成にも非常に役に立ちます。人は見たり、聞いたりする事象に関して、表情・口調・行動などに置き換えて、アウトプットします。
この作業を繰り返すことで、感受性が高まり、人との関わりを大事にするようになります。
そして、充実した人間性を手に入れることができると筆者は感じています。
情報処理能力を高めるのに、受験は良い試練
受験と聞くと「嫌だな~」と思う方が大半でしょう。筆者もそうでした。しかし、大好きなラグビーをしつつ、現役で自分の第一志望校に合格できた後に感じたことは様々ありました。
1つ目は「やればできるんだ」という達成感です。これは自分自身に大きな自信をもたらしました。
2つ目は「自分で考える」ことの重要さです。賛否両論ありますが、筆者は学校の先生にどちらかという反抗的でした。というよりも先生が提案する勉強方法に納得できなかったんですね。しかし、ただ反抗するだけでなく、「結果を出してやろう」と自分で試行錯誤を行いながら取り組みました。この経験は社会人になった時や独立している今でも大いに役に立っています。
3つ目は「キャンパスライフ」という人生の夏休みを…、ではなく、人間性を磨くための期間を得られたことです。
筆者にとっても大学受験は大変でしたが、それで得られた経験は今も役に立っています。受験生のみなさんもぜひ頑張ってください。