勉強法 塾や予備校は行くべき?塾や予備校に行かずに受験を成功させた5つのポイントとは

塾や予備校は行くべき?塾や予備校に行かずに受験を成功させた5つのポイントとは

塾や予備校は行くべき?塾や予備校に行かずに受験を成功させた5つのポイントとは

自分を管理できるかどうか

個人的な体験から申し上げれば,塾や予備校に行かずに受験を成功させることは可能です。但し,自分を管理できるかどうか,ということが非常に重要な問題となります。私もそれほど自己管理が得意な方ではありませんでしたが,自分のルールを決めて守ることで受験を乗り切ることができました。自己管理ができるのであれば,塾や予備校に行かなくてもよいのです。

この記事は筆者の実体験に基づく内容です。塾や予備校に行かずに受験を成功させた5つのポイントをまとめました。

①自分のペースをつくる

曜日によって勉強する教科を決める,勉強する時間帯を決める,一週間の勉強量を決める,など自分のペースをつくることが大切です。学校の時間割とあわせて学習計画を決めるのも良いかもしれません。

自分のペースを作る中で重要なのは,休憩をどこでするか,という点です。例えば100分(1時間半)勉強したら,15分休憩する,などの簡単なペースを作っておくと良いです。この休憩の間にはアイマスクをして仮眠しても良いですし,音楽を聴いたり,おやつを食べたり,勉強と関係のないことをしてみましょう。メリハリはとても大事です。

但し,ペースを管理するのも自分なので,15分休憩のはずが3時間休憩してしまった…というようなことのないようにタイマーや時計などを使用することが大事です。

②明確な目標を定める

例えば,「各教科30点ずつ上げる!」という目標は比較的思いつきやすいのですが,少々具体性に欠けることが問題です。点数は実際にテストを受験した後にしか分からないため,具体的なイメージがつかみにくいのです。例えば,数学であれば,「微分をマスターする」とか,英語であれば「仮定法をマスターする」というように具体的な学習内容を目標にすると良いです。

もちろん志望大学をきちんと定めておくことも大事ですが,こればかりに気を取られると模試の判定結果などで心を乱されてしまい学習ペースが崩れてしまうことがあります。

実際に私も志望大学に注意を向けすぎてしまい,模試の判定結果で浮き沈みが激しいときがありました。しかし,学習ペースを守ることを意識して確実にそれを続けていくようにしてからは,受験を意識した効率の良い学習ができるようになっていきました。

③柔軟に計画を立てる

体調が悪いときや学校の宿題などの都合で,自分が立てた学習計画の通りに進められないこともあるかもしれません。そのようなときは新たな計画を立て直すのではなく,今までの計画をその時だけ柔軟に変更したりすると良いです。よって,変更や修正が可能なゆとりのある計画を立てておくことが重要です。

一週間のうちに予備日などを一日程度設けておき,ずれてしまった学習計画を修正する日などにしておくと良いでしょう。但し,明らかに最初に立てた計画に無理があると気づいたときは,思い切って計画を立て直すことも大切です。睡眠時間はきちんと確保しつつ,柔軟に学習計画を立ててみましょう。

④校外模試を活用する

校外模試の判定結果だけ見て,終わりにしてはいませんか?間違えた問題の解説をきちんと読んでいますか?模試によっては解説が少ないものもあるかもしれませんが,自分が間違えた箇所を見直しておかないと,また同じような間違いをすることが多々あります。一度受験した問題を,もう一度最初から自分で解いてみると良いでしょう。全体の内容を見直して確実に理解できたと思ったら,次は時間をはかって最初から解き直すとさらに効果的です。

できたと思っていても,もう一度新たな気持ちで解いてみると間違えてしまうことがあります。何度も間違えるところは自分の弱点です。校外模試の活用を意識してみてください。

⑤問題集,参考書用のノートを用意する

自分に合った問題集や参考書が見つかったら,専用のノートを用意して教科ごとに活用しましょう。教科ごとにノートを分けておくことで,自分の学習管理がしやすくなります。ルーズリーフは大変便利ですが,ここはノートを用意することをオススメします。勉強すればするほどノートの冊数は増えていきますので,勉強量を実際に感じることができるのです。

使い終わったノートも目に見えるところに置いておきましょう。そうすると,もしも国語は2冊,数学は1冊,だった場合に「もう少し数学の勉強量を増やそう」と自分で管理することができます。

コツコツ続けること

学習計画を立ててしっかりと実行していくことで,自分に自信を持つこともできます。学習成果が表れるまでにはある程度の時間がかかりますので,はやめにコツコツ受験対策を開始することをオススメします。そしてすぐに結果が出なくても計画を崩さすに勉強し続けることが大切です。

諦めずに続けた人には必ず良い結果が待っています。勉強を進めていく中でどうしても理解できない点があった場合は,友人や教師,親御さんに聞いてみるのもひとつです。分からないことを分からないままにしないように,コツコツ受験勉強に取り組んでくださいね。