え!?こんな計算も?大学生の学力はひどいことになっている
大学選びは慎重に
保護者目線からすると、せめて大学ぐらいは卒業しておかないといけない。と思われる方がほとんどではないでしょうか。
しかし入学してからその先、就職内定が最低ラインのゴールになると思います。
とりあえず・・・という感覚で大学を選んでしまうと4年後さらに悩んでしまうこと間違いないと断言できます。
もちろん、その大学にしかできないことがある、就職実績があり対策がしっかりしている大学だから、といったちゃんとした目的を持っていくのであれば問題ありません。
ですが目的意識をしっかりもってない場合は要注意です!
次の問題解けますか?
24÷3+5×25=325
こんな答えを書く学生が3割ほどいます。
0.2÷0.3
4割ほど解けません。
皆さんの率直な感想はどうですか?
もちろん就職試験の際にこんな問題は出ませんが、基礎の基礎ができていないとSPIなどの就職試験なんてできるわけがないということです。原因としては最初に挙げた、だれでも大学に入れるようになってしまったこと、就職試験を受ける大学3回生、4回生にとって計算の仕方を忘れてしまっているということが一番大きな原因です。
大学側もされを危惧し、就職試験対策という形で講座なり授業をしているところがほとんどといっていいでしょう。
学生の2極化が進んでいる
1学年100人、基礎学力テストを100点満点とします。
以前は上位層(80点以上)が20人、中間層(79-31点)が60人、下位層(30点以下)が20人ほどという形でした。グラフでいうと山なりのグラフです。
現在は上位層が10人ほど、中間層が40人ほど、下位層が50人という現状です。
もちろんこれは極端かもしれませんが、偏差値でいうと、45以下の大学はこのグラフの形が当てはまると思います。上位層の人数もかなり少なくなっているのが現状です。
また別のところでは興味深い記事がありました。東京理科大学の記事です。
http://netgeek.biz/archives/34175
保護者の方からすると言葉を失うほどの衝撃があるかもしれません。
なぜ大学に入学したのか?
入学してから3年後、4年後にしっかりと理由が言える方は大学に行かれた意味があると思います。
そしてその目的を見出すためには、しっかりとお子様だけでなく、ご家族の方が今からでも将来のことを気にかけ少しでもいいので話してあげることで、より良い大学生活ができると私は考えております。