勉強法 英単語暗記は接頭辞や語尾のルールから攻めろ! 暗記を伸ばすポイント

英単語暗記は接頭辞や語尾のルールから攻めろ! 暗記を伸ばすポイント

英単語暗記は接頭辞や語尾のルールから攻めろ! 暗記を伸ばすポイント

はじめに

電車やバスに乗っている学生をみるとよく単語カードを使って英語を勉強している人がいます。
私はそのたびに、「なんて無駄な時間を過ごしているんだ・・・・」と思ってしまいます。英語は、1つの単語に対して様々な意味がありますし、使い方だって無数にあります。

例をあげれば、中学一年生で学ぶputという単語。「put=置く」でしょうか。
I’ve put too much sugar in the coffee.だったら「入れる」になりますし、
「put on=着る」「put up with=~を我慢する」という熟語だってあります。

これは簡単な例ですが、1つの単語に対して1つの意味を無理矢理つめこむ単語カードは英語を勉強する上でとても危険です。

イメージと例文による学習

似ている単語でもニュアンスが違うものはたくさんあります。それをどうやって解決するか。

●イメージ
●例文(自分で文章を作ることがとても大切)

によって単語は脳裏に焼き付きます。単語カードを作るよりも時間がかかるかもしれません、でも単語カードよりも何十倍にもその単語は頭に残ります。

例えば) presume, wonder, assume この3つは辞書を引くと「思う」とでてきます。単語カードで学ぶと、すべての使い方やニュアンスの違いはわかりません。ここで、イメージや例文を作ってみましょう。

☆「presume」 ●pre-(前)とあるように、イメージは「前々に、予断」
        ●I presumed she was telling the truth. I was wrong.
彼女は本当のことを言っていると思ったんだけど・・・・違ったみたい

☆「wonder」  ●イメージは「??」「どうだろう」疑問を持っている
        ●I wonder whether Jordan is a girl or a boy.
ジョーダンって女かなぁ、男かなぁ・・・

☆「assume」 ●イメージは「~だということを受け入れる」「信じる」というニュアンスも入ってくる
        ●The door was open, so I assumed somebody was home.
ドアが開いてたから、誰かいると思ったんだよ

例文を作ることにはもうひとつメリットがあります。使い方が理解できます。その単語は動詞として使うのか、形容詞と使うのか・・・・実際に使ってみることで文字として理解するのではなく、感覚で身につけることができます。

ルーツと例文による学習

もぅ一つオススメしたいのがルーツを使った学習方法。
ルーツとは、単語の語源のこと。
パッと例をあげると、「dis」や「i(in)」「un」この語源は「反対」ということ。
ルーツを知っていると単語の意味の予測能力があがります。
見たことがない単語でも、ルーツを知っていれば「こういう意味かなぁと」予測することができるようになります。

これも例文を使って、単語の使い方を学びながら学んでいくとより効果的です。

例) 「ambi」「amphi」ルーツの意味「双方の」

●ambiguous - 「双方の」意味がある・・・・曖昧な
  Her answer to the proposal was ambiguous.
彼女のプロポーズへの返事は曖昧だった。

●ambidextrous – 「双方の」手が使える・・・・両利き
  My mom uses right hand to use scissors and uses knife in left hand. She is ambidextrous. うちのママは右手ではさみを使って、左手で包丁を使うんだ。両利きってことだね。

イメージ・ルーツ・例文それぞれを組み合わせて学習することによって、単語力は格段と上がります。
興味のある方は是非、書店にいってみて下さい。イメージやルーツで学習する単語帳や参考書はたくさんでています。時間の有効活用をして、一回で脳裏に残る単語学習法を使って他の受験生と差をつけよう。