be supposed toってどんな意味?例文からポイントを確認!
英文で、be supposed to という表現を見かけたことがあるかと思います。
「~することになっている」や、「~するはずだ」「~するものと思われている」という意味などでよく使用されます。
ここではそんな be supposed to について、例文からポイントを整理していきます!
be supposed to を整理するには
be supposed to にはいくつか意味があります。
この be supposed to は、ただ意味を覚えるより、その意味がどんな状況で使われるのかについて考えると、理解が深まります。
それでは、以下、be supposed to の意味について順番に整理していきます。
その意味が使われる状況を考えつつ、見てみましょう。
「~することになっている」という意味
まずは、be supposed to の「~することになっている」という意味について見ていきましょう。
この「~することになっている」というのは、規則や義務、約束、責任などによって「~することになっている」という意味合いになります。
例えば、
You are supposed to meet him here.
(あなたはここで彼と会うことになっている。)
のような場合、何か取り決めがあって会うことになっているといったニュアンスになり、義務や約束のような意味合いになります。
「あなたはここで彼と会う予定だ。」のように訳すこともできます。
これも、約束や取り決めによって会う予定になっているといったニュアンスになります。
「~するはずだ」「~するものと思われている」という意味
次に、be supposed to の、「~するはずだ」や、「~するものと思われている」という意味についてです。
例えば、
He is supposed to be able to do this work.
(彼ならこの仕事をすることができるはずだ。)
のような場合です。
be supposed to の後に be able to do this work(この仕事をすることができる)という意味が入っていますが、これにより、
「この仕事をすることができるはずだ」
という意味になります。
また、
be supposed to be で、「~だと思われている」という意味で使われることがあります。
例えば、
He is supposed to be a genius.
(彼は天才だと思われている。)
のような場合です。
be supposed to の否定文と be supposed to を使った表現
以上で見たような意味を持つ be supposed to ですが、否定文でもちょっとしたポイントがあります。
be supposed to の、「~することになっている」という意味を否定すると、be not supposed to となり、「~してはいけないことになっている」というように使われます。
これは、何か禁止されていることについて、「~してはいけないことになっている」のように表現しています。
例えば、
You are not supposed to smoke here.
(ここでは煙草を吸ってはいけません。)
のような場合です。
これは直訳すると、「ここでは煙草を吸ってはいけないことになっている。」となります。
これは、「ここは禁煙です。」という訳にもなります。
何か禁止されていることを、「~してはいけないことになっている」というように示しています。
また、否定文の作り方は、be動詞の否定文と同じです。
つまり、be supposed to を否定するときは、be の後に not を加えます。
be not supposed to となります。
be supposed not to などとしないように注意です!
be not supposed to です。
最後に、be supposed to を使った表現として、以下の表現を見てみましょう。
be supposed to の、「~することになっている」という意味を使った表現です。
What am I supposed to do?
(私にどうしろというのですか。)
これは直訳すると、「私は何をすることになっているのですか。」という意味になります。
be supposed to の、「~することになっている」という意味を使っています。
この、「私は何をすることになっているのですか。」という意味から、「私にどうしろと言うのですか。」というように、皮肉の意味を込めて言うときに使用されます。
「私にどうしろっていうの?」「僕にどうしろというんだ?」というようなニュアンスです。
まとめ
以上、be supposed to について、基本的なポイントを整理してみました。
その意味が使われる状況やニュアンスを考えつつ取り組んでみると、意味がより正確におさえられます!
まずは慣れるため、例文からイメージを持ってみましょう!
以下に例文を出しておきます。
以下の英文を訳してみましょう。
(1) She is supposed to be a genius.
(2) What am I supposed to do?
(3) He is supposed to meet her at ten.
<訳>
(1) 彼女は天才だと思われている。
(2) 私にどうしろと言うの。
(3) 彼は十時に彼女に会うことになっている。