センター頻出!助動詞+have doneの用法
こんにちは。塾講師めるです。
今回は「助動詞+have doneの用法」について説明していきます!
1)助動詞+have doneの用法
さまざまな意味があって覚えづらい助動詞ですが,
助動詞+have done の場合は意味が一つだけなので,実はとっても簡単なんです!
まずは,以下の6種類の形と意味を覚えておきましょう。
・must have done :「~したに違いない」
・can’t have done :「~したはずがない」
・may have+done :「~したかもしれない」
・should have done :「~すべきだったのに」
(=ought to have done)
・shouldn’t have done:「~すべきではなかったのに」
(=ought not to have done)
・needn’t have done :「~する必要はなかったのに」
では,ここで例文を挙げてみましょう。
He must have been tired yesterday.(彼は昨日疲れていたに違いない)
Meg can’t have been here last week because she was in New York then.
(メグは先週ニューヨークにいたのだから,そのときここにいたはずがない)
最初に紹介した形と意味がそのまま使われていることが分かりますね。
ちなみに,ここでの完了形have done は「~した」という過去を表しています。
2)訳し方に注意が必要な場合
この中で特に注意が必要なのは,最後の2種類ですね。
should(n’t) have done,needn’t have done の2種類の用法は,
遠回しに「現実はそうではなかった」という非難のニュアンスを含むので,
文末の「~のに」を忘れずに訳す必要があります。
これも例文で見てみましょう。
You should have finished your homework.(君は宿題を終わらせるべきだったのに)
→実際は宿題を終わらせていなかった
He needn’t have said such a thing to her.(彼は彼女にそんなことを言う必要はなかったのに)
→実際は言ってしまった
この2種類の用法に含まれるニュアンスについては,
会話文の問題で出題されることがあるのでおさえておきましょう!
3)まとめ
いかがでしたか?今回のポイントは以下の通りです。
・助動詞+have done:次の用法を暗記する
・must have done :「~したに違いない」
・can’t have done :「~したはずがない」
・may have+done :「~したかもしれない」
・should have done :「~すべきだったのに」
(=ought to have done)
・shouldn’t have done:「~すべきではなかったのに」
(=ought not to have done)
・needn’t have done :「~する必要はなかったのに」
※should(n’t) have done,needn’t have done は「~のに」を忘れずに!
助動詞+have done の用法はセンター試験などの入試でもよく出題されるので,
必ずそれぞれの形と意味をセットで覚えておきましょう!