勉強に集中できない受験生必見!睡魔や飽きへの対処法
睡魔に襲われたなら、軽いストレッチでスイッチオン!
受験勉強に向けて自宅学習をするのは、学校の忙しい学生さんたちなら、まだまだ眠い早朝か、とろんとした目をこする深夜などになってしまうと思います。しかし、眠い頭ではせっかくの勉強も記憶に残らないのではないでしょうか。それではもったいない。
ずっと机に向かっていて、眠気を感じたなら、少し立ち上がって体を動かしてみましょう。大きく伸びをしたり、少し散歩をしたりするなど、心のリフレッシュにもつながっていくのではないでしょうか。
ただし、深夜などはストレッチなどをして目を覚ますのではなく、潔く布団にもぐることの方が先決かもしれません。人は睡眠時に記憶を整理し、短期記憶から長期記憶へと変換します。勉強量というものは大切ですが、今が目を覚ますべきかそうでないかを見極めることが大切です。
今の勉強に飽きちゃった……。そんなときは!
一つの単元をとことん勉強する集中力というものはとてもすごいものですが、それはいつまでも、また誰でも続くものではありません。飽きてしまったのに「やらなければいけないから」という気持ちでずるずるとその勉強を続けても、頭には到底入らず、ただの作業となってしまう場合もあります。
そんな時は、今の教科から別の教科へと変えてみましょう。
こういったとき、多くの学生さんがやってしまう失敗は「休憩に入り、ゲームを始めてしまう・本を読み始めてしまう・昼寝をしてしまう」といった長期的な休憩を取ってしまうということです。もちろん休憩は大切ですが、30分や1時間などの長い休憩は、自身の勉強時間を削ってしまう無駄時間となってしまいます。10~15分の休憩を取ったなら、別の教科の参考書を開いてみてはいかがでしょうか。国語をやっていたのであれば数学を、科学をやっていたのであれば歴史を、という風に、全く違う分野に変えることで、飽きていた気持ちも軽減され、さらに勉強に取り組んでいけるのではないでしょうか。
もう何が何だかわからなくて……!という人へ
勉強を続けていれば、当然躓くこともあります。「この問題難しすぎる」「何を問われてるか分からない」そういう経験のない人はおそらくいないでしょう。
問題が難しいと感じた人は、基礎から解きなおしたり、別の視点から考えてみたりなど、様々な改善を図ることができるのですが、頭がこんがらがった人は、どうにも視界が狭くなってしまい、本来ならできるはずの問題にもノックアウトしてしまうこともあるでしょう。
そんな時は、いっそ、勉強から離れて、何も考えないという時間を数分間作ってみましょう。これは試験中も同じです。「この問題を解かなきゃ……!!」と焦る気持ちは、あなたの思考を邪魔します。そんなときは深呼吸したり、外を眺めてみたり、横になってごろごろするのもいいでしょう。そうすることでいつの間にか気は落ち着き、落ち着いて問題と向き合うことができるでしょう。
ただし、「ぼぉーっとするのは5分だけ」など、時間を決めてください。だらだらとぼぉーっとしていると、せっかくの勉強時間のロスになってしまいます。自分を甘やかすための休みではなく、自分の頭を休ませるための休憩を取るよう心がけましょう。
休憩することに言い訳をつけないように
休憩に入ってしまうと、ついつい長く時間を取ってしまいがちです。そんな時、「さっきまですごく頑張ったし、もうちょっとくらいいいよね」や「難しくて私の力じゃどうにもならないから、諦めちゃお」など、勉強に戻らない理由を思い浮かべたことのある人は少なくないのではないでしょうか。
休憩することは決して悪いことではありません。作業を効率よくするために必要なことですが、あまりに長い休憩は、百害あって一利なしなのです。何度も書いてあるように、「休憩は5分、そのあとは勉強にもどる」という風にきっちりと決めて行動してみてください。
効率よく仕事のできる人は、学生時代に自分に言い訳をしなかった人が多いと聞きます。「休憩する」ということと「自分を甘やかす」ということの違いを考えて、使い分けることが、勉強の効率をよくする一つの手段になるのではないでしょうか。