a、an、the 冠詞の使い分けを解説!|英語勉強法
今回は、名詞の前につく”a”、”an”、”the”の区別について説明していきます。
みなさん、”a”、”an”、”the”の使い分けは理解できてますか?
“a”、”an”、”the”の使い分けは基本中の基本です。
これは受験生のみならず、日本人の英語学習者にとっては大きな課題です。
だからこそ、完璧は無理と理解して気楽に取り組みましょう!
■”a”と”an”
これは分かってもらわないと困ります。
名詞の最初がaeiouの音からはじまるとanを使いますね。
決して、スペルがaeiouというわけではありません。
universityはuが最初の文字なのでanと思っている人がいますが、「ユニヴァーシティ」と、ユという音からはじまるので、a universityでいいのです。
逆にhourはhが最初の文字ですが、発音は「アワー」なのでan hourとなります。
■”a”(an)と”the”
単数形について考えます。
theは複数形にもつきますが、その時は「全て」という意味になります。
例) Because of the incident the students in the school must be absent.
(その事件のせいで、その学校の全ての生徒は欠席しなければならない。)
1つだけコツを教えます。
文中で、話し手も読み手(聞き手)もその名詞について「ああ、あれね」と分かるものならtheがつきます。
AさんがBさんに対して「昨日学校に行った」と言うとき、
I went to a school yesterday.だと、Bさんはまだその学校がどこか特定できていません。
I went to the school yesterday.だと、Bさんはその学校が特定できています。
aとtheは英語が出てくるところにはほぼ必ず出てくるので、そのときに「ああ、あれね」となっているかなっていないかを確認してみてください。