asの用法の見分け方! 複数の意味を持つ単語|英語勉強法
asの用法はいろいろあって整理しづらいですよね。
長文を読んでasが登場すると、またか!って思いつつも、うまく訳せなかったり訳し方がわからなかったり…。といったことがあるかと思います。
このas、なんとかうまくおさえておきたいものです。
asの代表的な意味として、「~として」という意味があります。
これは前置詞になりますが、問題は接続詞としてのasの意味がややこしいということです。
しかし、品詞で考えても最初はこんがらがってしまうので、前置詞や接続詞という視点よりも、最初は意味を大まかにおさえた方が無難です。
asを勉強していく中で、「こんな意味あったの?」と思ってしまう意外な用法がいくつかあります。
asを覚えていくときには、この意外な用法から印象づけるとよいです。
代表的なものとして、
「~なので」
「~するとき(~すると同時に)」
という意味があります。
「~なので」というのは一般的にはbecauseですが、asにもこの意味があります。
「~するとき」は、whenが一般的ですが、whenよりも同時性が強くなって、「~すると同時に」という意味になります。
このような意外性のある意味をおさえておかないと、長文でこのようなasが登場したとき、自分の訳が大幅に変わってしまいます。
「asにこんな意味あったのか…」と思ってしまうようなもの、意外性があるものは受験生が間違えやすいもので、間違えやすいものは入試問題ではよく出題されます。
他には、「同じくらい」、「ように」、「~するにつれて」、「けれども」といった意味や、比較などの文法事項として登場するもの、さらに熟語の一部など、asの登場する機会はさまざまです。
文法事項としては、その単元ごとにまとめて理解したほうが無難ですし、熟語としてasが登場するものは、その熟語としてまとめて覚えていきましょう。
「~なので」や「~すると同時に」といったasの意味は、最初は辞書で整理し、例文からきちんとおさえていくと効果的です。
とくに意外性のあるものは例文をもとに意味を考えるとより印象に残ります。
とにかく意味が多いasは、覚えるのに根気がいりますが、意味が多く複雑なものは出題されます。ここはしっかりとおさえておく必要があります。
逆に、意味が多いものが正確に整理できればできるほど、それだけ自分の中で自信になってきます。
ちょっと根気がいるかと思いますが、ここはなんとか頑張って乗り越えていきましょう!