ヒッタイトが強かった理由とは?製鉄技術が凄い|世界史勉強法
「ヒッタイト」は紀元前1650~1200年頃に小アジア(現在のトルコ)にあった国だよ。
「インド=ヨーロッパ語族」の民族だよ。
■ヒッタイトを象徴するもの
ヒッタイトを象徴するのが、
・鉄
・戦車
のふたつなんだ。
もちろん、今のような戦車じゃなくて、馬に人が乗る車を引かせていたんだけどね。
■ヒッタイトの製鉄技術
青銅が主流だった時代に、ヒッタイトは製鉄技術を持っていた。
これは、すごいことでヒッタイトが強力な国になった理由だった。
だって、青銅の剣と鉄の剣をぶつけたら、固くて丈夫な鉄の剣が勝つよね。
この鉄を使った武器で、「バビロン第1王朝(古バビロニア王国)」に攻め込み、首都のバビロンを制圧したんだ。
その後エジプトとも戦ったんだ。
だけど紀元前1200頃に、「海の民」の侵入を受けて滅亡したんだ。
海の民だけど、民族系統不明のよくわかっていない民族なんだ。
■まとめ
これを覚えるのは大変だね。
要点を覚えよう。
「ヒッタイト」=「鉄」と覚える。
この時代の問題は言語系統を書かせるいやらしい問題がでることがある。
「インド=ヨーロッパ語族」というのを覚えてね。。
「海の民」って名前はいい加減で、つい出ないだろうと思ってしまうのだけど、出題されるよ。