長文の解き方のコツとは?わかりやすく解説!|英語勉強法
文法事項をおさえるのも大事だけど、対策を練らなきゃいけないのがこの長文読解問題。
なぜ学校の先生も塾の先生も、長文読解は大事だと言ってくるのでしょう?
それは簡単、センター試験でも個別試験でも、配点の高い場合がほとんどだからです。
例えばセンター試験の英語筆記では、年によりますが200点中100~120点分は読解力を問う問題になっています。
ここではそれにあたってのコツを2つ伝授したいと思います!
同じ努力をするのであれば、初めから正しい読み方を意識することで、効率的に対策を進めたいですよね。
①「キーセンテンス」を意識しよう!
「キーセンテンス」とは直訳で「カギとなる文」。
これは基本的に1つの段落に1つ存在します。
英語という言語では、トピックをはっきりさせることが好まれます。
カッチリとした論説調の文章だと、段落の最初にくることが多いです。もちろん、例外もありますが。
「この段落ではどんなことを言っているんだろう?」と意識しながら読んでいきましょう。
段落の横の余白に少しメモをするのも、設問を解く上で便利なのでオススメですよ!
②「ディスコースマーカー」を見つけよう!
「ディスコースマーカー」は直訳で「標識」。
英文の中にある標識のことです。
これも、英語が論理を重視する文章であるために存在するものです。
however「しかし」や、therefore「それゆえに」が有名です。
howeverを例にとってみましょう。
「一般的には~~である。」→however→「わたしは~~とは○○。」
「○○」には「思う」「思わない」のどちらが入ると思いますか?
正解は、「思わない」です。
howeverの意味が「しかし」だということを知っていれば分かりますね?
このように、ディスコースマーカーに着目すると、次の意味をだいたい予測しながら長文を読みすすめることが出来ます。
今回はこの2つのコツを紹介しましたが、何より大事なのは長文問題を実際に読んで解いてみることです。
長文問題を制すものは受験英語を制す!くらいの気持ちで頑張っていきましょう!