行基と鑑真の違いって何?要点まとめてみた|日本史勉強法
奈良時代で出てくる僧に、行基と鑑真っているよね。
この2人、正直めっちゃ似てますよね。。
僕が受験生の時は、いつも頭の中でこんがらがっていました…
だから今回は行基と鑑真を比較してみた!
【行基】
日本人の僧。
朝廷から僧の資格を得ずに、難民救済や民間布教・土木事業などの社会事業を進めて、僧尼令への違反で弾圧されちゃったんだ。
僧尼令っていうのは、簡単に言うと僧や尼さんを統制する法令のことね!
でも、行基は民衆から支持を受けていたのと、聖武天皇から気に入られていたこともあって
東大寺大仏建立への協力を頼まれて、日本の僧で初めて大僧正の位を受けたんだ!
大僧正っていうのは僧で一番偉い位のことね!
【鑑真】
唐の人。
失明しながらも、何度も日本への渡航を試みたことで有名だよね!
本来、僧になるためには「授戒」っていう儀式を行わないといけないんだけど、
この頃、日本には授戒を行える僧がいなかったんだ。
だから、鑑真は日本から呼ばれてってわけ。
そして、鑑真は東大寺に授戒を行う「戒壇」を作って、自ら日本の僧たちに授戒をしていったんだ。
まとめ
- 行基は、社会事業や大仏造立に貢献。
- 鑑真は、日本の仏教制度を整えた。
2人とも、日本のために尽力してくれた点では一緒だね!
いくつか用語が出てきたけど、知らないのが1個でもあった人は
隈なく覚えておこう!