政治経済を選択科目で選ぶのは危険!?政治経済のデメリットとは
政治経済は日本史、世界史よりはやりやすい?
日本史や世界史は、多くの方が知っているように地歴公民の中では非常に範囲が広いです。そのため、最初から勉強するのはなかなか大変です。最初から諦めていたり、やっていたけど厳しいと感じたという方は、別の科目を模索することもあります。さすがに3年生の途中から切り替えるのは厳しいですが、早いうちから政治経済にチョイスしたり、最初から政治経済を選ぶ人は割と多くいます。政治経済を選ぶ人はだいたい日本史と世界史が不得意か、自信がない人が多いように思います。政治経済は暗記の量や範囲は日本史、世界史よりも少ないでしょう。それが主な理由になるのです。難易度で、政治経済の方が劣る可能性があるのは良いですが、それによって受験先が狭まることがあります。
受験できる大学が狭まるというデメリットがある
政治経済はそれだけ勉強しやすい科目であるというのは言えますが、その代償として受験先が狭まるということがあります。それは文系3科目受験の場合、英語、国語、そして選択科目というのが1つのスタイルになると思いますが、その3科目目の選択科目として政治経済が選べない大学が中にはあるのです。それをあらかじめ知っていないと、いざ希望の大学に願書を出すときに気付くということもないとは言えません。日本史と世界史はほぼどこでも受けられます。選択科目を課す大学では、受けられないところはまずないでしょう。ただ、それ以外の科目、主に政治経済、地理、数学は受けられる場合と受けられない場合が結構あります。この中では政治経済はまだ選択できる大学が多いように感じます。地理が1番選択できる大学が少ないですかね?政治経済も選択できない大学が中にはあるので、洗濯を考える段階で希望の大学が決まっている人は、そこの大学のホームページで出題科目の欄をチェックしておいてください。
まとめ
政治経済を受験科目から外している大学はそれなりにあります。全部挙げるとキリがありませんが、例えば、慶應義塾大学、上智大学、立教大学といったところは全部の学部ではない場合もありますが、大方政治経済は選択できません。日本史か、世界史選択の受験生じゃないと受験できないのです。このあたりの大学は当然第1志望にしてくる受験生も多いと思われますが、そういう方が政治経済を選択すると、受験できないのです。第1志望が受験できないというもどかしさもないですから、受験生になる前に、本格的に選択科目を絞る段階で、これらの大学を志望している方は、政治経済は避けたほうが良いでしょう。これら以外でも地歴公民の中で政治経済を選択できない大学はまだありますから、気になる方は早めに調べておいてください。