勉強法 世界史が苦手なあなたでも!世界史の苦手克服&知識の定着

世界史が苦手なあなたでも!世界史の苦手克服&知識の定着

世界史が苦手なあなたでも!世界史の苦手克服&知識の定着

世界史の成績が伸び悩んでいませんか?

世界史は日々欠かさずに勉強しているけど、成績が全然上がらない。そんなことはないでしょうか。

もし、そういう風な状況に陥っているなら、原因は2つ考えられます。

1つは、そもそも世界史という科目が、通史を一通り回っていないと、点数が取りにくいから。
これのせいで、成績の伸びを実感しにくいんですよね。

そしてもう1つが覚えたつもりになっていて、実は全然定着しておらず、覚えられていない場合です。
この場合、勉強の仕方を変えないと、いつまでたっても世界史の成績が伸びていきません。

そこで、世界史の知識を定着させるための勉強法をお伝えします。

人は忘れやすい生き物だということを理解する

人は覚えたことを忘れてしまう生き物です。
せっかく覚えようとしても、多くのことを忘れてしまいます。

私もそうですし、これを読んでいるあなたもそう。
それは記憶力の能力どうこうではなく、人が健康に生きるための機能です。
だから、忘れてしまうのは、ある程度仕方ない。

ただ、受験生は、受験本番で覚えていないなんてことになるわけにはいきません。

それなら、上手く記憶に残して、定着させなくてはなりません。

勿論、それにはコツがあります。
具体的な話に入っていきましょう。

1、まずは知識をインプットしよう!

先ずはともかく、知識をインプットすることから始めましょう。
例えば、教科書を読んだり、歴史事象を時系列で覚えたりなどですね。
このインプットの作業がなければ、この後説明する、アウトプットの作業に移行できません。
ただ、この際、完璧でなくてもかまいません。後でガンガン繰り返し復習を行いますから、ここで時間をかけすぎないようにしてください。

ただ、この際、ただインプットするのではなく、自分の頭に、刻み付けるようなイメージを持ってインプットを行うと、覚えやすいと思います。他にも、覚える方法はたくさんありますね。

下記リンクでも詳しく解説がされていますので、参考にしてみてください。

世界史は自分にあった方法で効率的に学習しよう!

2、インプットの次は、アウトプット!!

世界史の勉強としてよく言われるのが、教科書を読むことであったり、語呂合わせや何度も書いて覚える方法ですよね。

もちろん、これらの方法は、世界史の勉強として非常に有効です。

ただし、これらの方法は、いずれも先ほどから説明している、知識を頭の中に入れる作業、すなわち、インプットの作業です。
インプットの作業を繰り返すことは、悪いことではありません。
ただし、インプットの作業だけでは、記憶に残りにくいです。

そこで、アウトプットを行います。
アウトプットとは、この場合、問題を解いてみることをいいます。
自分がインプットした内容を覚えているかの確認を行うわけです。

この時、解く問題は、穴埋め式の問題集が望ましいです。

それはなぜかというと、選択式の問題だと、選択肢から思い出して答えを出すことができますし、勘で書いて当たった部分の確認がおざなりになるからです。

その点、完璧に覚えていないと穴埋め問題は解くことができません。
このフレーズは覚えていたけど、これは覚えていなかった、というのが確認できるのです。

では、アウトプットは、インプットが終わってどれくらいでやればいいのか。
次はそれを解説します。

3、あとはアウトプットのタイミングを意識して繰り返すだけ

これはエビングハウスの忘却曲線と呼ばれ、人間が勉強したことをいかにすぐ忘れていくかを数値化したグラフです。
有名なグラフですので、ひょっとしたら見たことのある人もいるかもしれません。

この調査によれば、人間は、勉強したことを1時間後には約半分忘れてしまうそうです。
せっかくインプットしても1時間後にはあっさり忘れてしまう。
ただ、復習すれば復習するだけ、勉強したことが頭に残りやすくなることも実験でわかっています

1時間後には半分忘れてしまうのですから、アウトプットを行うのはいつか。

それは、インプットを終えた直後です。
さっきまで読んでいた内容についての穴埋め問題をすぐにやってみる。

それが最も効率のいい学習法です。
インプットとアウトプットをセットで考えましょう。

問題を解いてみると、意外とさっきまで読んでいたことでも忘れていることが多いはずです。
逆に、ここですぐ覚えられていると、意外と忘れにくかったりします。

しかし、ただ問題を解くだけでは記憶に残りやすくなりません。
アウトプットの効果を高めるため、問題を解き終わったら、まるつけをして解答を確認し、解説をきっちりと読み、必要であれば先ほどインプットに使った教材で確認する。
ここまでがアウトプットであると考えてください。

勿論、1セットのインプットとアウトプットでは覚えきることなんてできません。

1日か2日以内に、今度はインプットなしで同じ問題に挑戦してみましょう。
すると忘れかけていた記憶が再びリセットされます。
それによって、上記のグラフのように忘れきる前に確認することで、記憶の定着が望めます。

おすすめは、インプットをした直後、1日後、その週の週末の3回問題を解いて勉強を行うことです。

3回が終わっても覚えられなかったり、繰り返し間違えてしまう部分は特に注意しましょう。

後は、1周問題集をまわった時に、もう1度既にインプット&アウトプットを行った問題を解きなおしましょう。面倒な手順ではありますが、確実に力になります。

さいごに

世界史の勉強はこのように、地道な作業になりがちです。しかし、丁寧に行えば、必ず力がついてくる科目でもあります。少しでも早くスタートをして、他の受験生に差をつけましょう。