平安時代から鎌倉時代を例に日本史勉強法!始まりと終わりを掴んで頻出問題攻略!
歴史が盛り上がるのは終わりと始まり
歴史の勉強を始める際は、まずは歴史の大きな流れを掴むことが大切です。そのためにはその時代の始まりと終わりの理解は欠かせません!特に大きな動乱や戦乱は時代の移り変わり前後に起こっているので、しっかりと理解しておく必要があります。
平安時代から鎌倉時代の場合
平安時代の衰退は、1156(いいころ)起こった保元の乱に始まります。上皇と天皇の対立から起こった保元の乱に、平家と源氏が協力して上皇軍をやっつけた!しかし天皇ったら平家ばかりに恩賞を与えて源氏はないがしろにする!源氏はそれに不満を募らせ1159(いいこされてくやしい)年平治の乱を起こします。しかし源氏は敗北・・・。その後1185年に親の仇討ちとばかりに源頼朝と源義経が挙兵し、平清盛を退治!時代は武士の時代へと移り変わります。
このように、歴史は①あることが起こる②それに反応して次の作用が起こる③一連の動きによって結果が生じるという流れの連続です。それを歴史全体でみることで大きく歴史を理解することが出来ます。
始まりと終わりの流れを理解できたら・・・
そこが理解できれば次は、時代ごとの詳細の理解へと移っていきます。じわじわと広げていくような感覚で進めていくと良いです。地図を見るときに、縮小図から拡大図へと広げていくようなイメージで歴史を理解すると、効率的に勉強が進みます。縮小図から目的地を探すと時間がかかってしまうことと同じです。
繰り返すことが大切!
勉強するときの精神にもムラがありますよね。集中力がどうしても切れてしまうときには、一度やったところを再び読み返してみることも大切な勉強です。新たな発見が必ずあるはずですから。歴史の法則性や、(ん・・・?この流れどこかの時代で同じようなのがあったな・・)そんな発見もあれば、歴史の勉強は頼楽しく、効率的になっていきますよ。
縮小図から拡大図へ。この感覚を忘れず、広い視野から勉強を進めていくように心がけて下さい。間違ってもイチからすこしずつ進めるようなことはしない!これは歴史を嫌いになってしまう原因のひとつですから、絶対にしないで下さいね。それでは、目標に向かって頑張って下さい!