受験生は寝ていいの?眠たい時に思うべき5つの心得
1.眠い時には寝る
勉強していて、うとうとすることがあると思います。とくに食後や、入浴後はどうしても眠くなります。筆者も水で顔を洗ったり、コーヒーを飲んだりしました。しかし眠い時には寝ることが一番です。理由としては、眠気と戦いながら勉強しても定着が悪く、結果的には効率が悪いこと、眠い時に寝ておくと、ぐっすり眠れ、翌日にすっきりした頭で勉強できるからです。もし、そのまま寝てしまうのが不安だったら、目覚ましをいつもより早めに設定し、早朝に勉強時間を確保すると良いと思います。
2.常に受験生であることを意識する
みなさんは受験のプロにならなければなりません。プロというのは常にプロ意識を持つものです。つまり、生活のいかなる部分でも受験生であることを忘れてはいけません。たとえば、ぼんやりテレビを見ている時、「自分は受験生なのだ」ということを自覚し、勉強に切り替えなければいけません。こうした自覚が積もり積もると、大きな成長につながります。
3.長期的な視野をもつこと
多くの人が試験の結果で一喜一憂しますが、それでは手遅れです。というのは試験の結果は、一ヶ月近く前の実力の反映だからです。本当に必要なことは一喜一憂することではなく、試験が終わった後すぐに試験の手応えを分析し、自分が何を勉強するべきかを計画できる能力です。たとえば筆者は模試を受けた後、一番手応えの悪かった科目の参考書を買うことを習慣にしていました。
4.受験勉強を生活の習慣にする
これは2とも関わってきます。たとえば筆者の場合、通学の電車内では日本史、世界史などの暗記ものをし、学校の授業の休み時間には、10分で英語や国語の文章を一題読むことを日課にしていました。机の上では、じっくり考える必要のある数学に集中しました。習慣づけは、やり始めの億劫さを取り除く上でとても効果的です。
5.細かい時間を大切に
4.で示したように、筆者はあまり机の上で勉強しませんでした。むしろ細かい時間を大切にしました。理由としては、集中力は40分くらいしか持たないこと、机の上では体に動きがなく覚えにくいことがあるからです。また、勉強道具を持っていない時には、解けなかった数学の問題を頭のなかで考えたり、フランス革命の経過を思い出したり、といったように工夫すればいくらでも勉強時間はひねり出せます。
さいごに
さいごに陳腐だけれども、大切な心得を書いてこの記事を終えたいと思います。その心得は「風邪をひかないこと」です。気合いでなんとかしろ、というわけではありません。こまめにうがいをする、マスクを忘れない、食事前は手を洗う、咳をしている人から離れる、といったことをすればいいのです。こうした受験生としての自覚をもって受験勉強に臨んでほしいと思います。