真逆のスタイル?すきま時間を有効活用すると受験勉強がはかどる!?
自分の「すきま時間」を整理する
今回は「すきま時間」の有効活用のお話です。まずは自分の「すきま時間」を整理することから始めましょう。参考になる「すきま時間」をご紹介します。
・通学時間(往復)
・学校内での休み時間
・家での基本ルーティン(食事・お風呂・トイレなど)
・趣味の時間
上記の項目で自分が普段どれくらい時間を使っているかをまず見極めましょう。
次に、上記の項目で短縮できる時間を概算で出しましょう。例えば、いつもお風呂は1時間入っているが、30分にしてみよう(決して入浴を雑にしろというわけではありません)などです。
「現状が○○、理想は□□にしたい」と予定を立てることは受験だけでなく、今後にも役に立ちますので、面倒くさがらずやってみましょう。
「すきま時間」は勉強しない
「おいッ!」と思った方が大半かと思います。見出し通り、すきま時間は勉強しないことをオススメします。しかし、それは次の条件があてはまった時のみです。条件は「雑音があり、集中できない環境にいる時」です。
例えば、学校での休み時間での受験勉強はオススメできません。なぜなら、休み時間はしゃべり声などの雑音が多すぎるからです。※もちろんクラス全員が一言も話さず、受験勉強に明け暮れている優秀なクラスであれば、勉強してもOKです。
筆者のクラスにも休み時間にガリガリ勉強しているクラスメイトがいましたが、結局、彼は現役で合格できませんでした。
少ない時間内に効率良く勉強するためには、雑音がない場所で集中することが大事です。
勉強は環境が大事
受験勉強は「環境」がとても大事です。筆者は一人になる時間は受験勉強に充てておりました。学校や公共機関も特に利用はしていません。周りに人がいると気が散ってしまう性格だったからです。
では具体的にどんな「環境」が良いのでしょうか。それを次に紹介いたします。
・密室された空間
・机といす
・整理整頓
では、一つずつ解説しましょう。
【密室された空間】
言うまでもありませんが、雑音を排除できます。なぜか密室だと人間は集中できるみたいです。青空教室には憧れますが、集中できるかどうかは疑問があります。
【机といす】
机はなるべく広めの机が良いでしょう。確認したい参考書や問題集を広げ、いつでも確認できるようにすることで効率がかなり違います。そして、大事なのが椅子です。疲れない、腰に負担をかけないような椅子だとベストですが、普通のクッション付きのチェアでも大丈夫です。余談ですが、学校の机や椅子はオススメしません。狭いし、硬いので。
【整理整頓】
机や身の周りが散らかっているだけで集中力が欠けてしまいます。また、参考書や史料などをすぐに手元に取り出せるだけでも時間のロスが違います。一説によると人は人生のうち150日は探し物に充てているのだとか。
上記にあげたことは勉強するしない以前の問題です。また、誰でもできるのでぜひ実践してみましょう。
真の「すきま時間」の有効活用とは?
勘の良い方はもうお気づきだと思いますが、「すきま時間」の有効活用とはプライベートを充てることです。「すきま時間」は集中力を発揮する環境としては好ましくありません。今ではスマートフォンで凝ったゲームもできる時代ですので、通学手段が電車の方は通学中は携帯ゲームをするほうが良いと思います。また、高校生活を有意義なものにするためにも今しか経験できないことを優先しましょう。例えば、クラスメイトと友情を深めるとかですね。
受験勉強はメリハリが非常に大事です。どんなに短時間でも高度な集中力を発揮すると、脳への定着も理解も向上します。一番オススメしないのが、ダラダラと勉強することなのです。