キミノ高等学院ブログ 通信制高校に編入する前に知っておくべき項目8選!メリット・注意点も解説

通信制高校に編入する前に知っておくべき項目8選!メリット・注意点も解説

通信制高校に編入する前に知っておくべき項目8選!メリット・注意点も解説

全日制高校を辞めてしまった人や、今の学校が合わないと感じている人の中には、通信制高校への編入を考える方もいます。しかし、編入するには、事前に知っておくべきことが多いです。それらを知らずに入学すると「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまう可能性があります。

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通信制高校に編入する前に知っておくべき項目8選

通信制高校に編入する前に、以下の8項目を把握しましょう。

  1. 転入との違い
  2. 編入可能な時期
  3. 必要な書類
  4. 試験
  5. 入学区域
  6. 単位の引き継ぎ
  7. 学費
  8. 入学までの流れ

どれも入学後に後悔しないために大切なので、見逃さないでください。

1.転入との違い

通信制高校への編入とは、前の高校を中途退学したうえで、別の高校に入り直すことを指します。高校2年生・3年生の途中で編入する場合は、前の高校で取得した単位の引き継ぎが可能です。高校1年生の途中で編入する場合は、単位がまだ認定されていないため引き継げません。一度退学してからの再入学となるため、入学時には書類審査や面接が行われます。

一方で、転入は前の高校に在籍中に、別の高校へ入学する(転校)ことです。在籍期間が途切れないため学籍上の空白期間が生まれず、同級生と同じ時期に卒業できる可能性が高いという違いがあります。

2.編入可能な時期

通信制高校へ編入できる時期は、学校によってさまざまです。随時編入を受け付けている学校もあれば、年に数回の決まったタイミングでしか入学できない学校もあります。

一般的に多いのは、学期の切れ目である4月と10月です。この時期に合わせることで、前の高校で取得した単位を引き継ぎやすく、学習の流れもスムーズに整えやすくなります。例えば、N高等学校の場合、4月・7月・10月・1月の年4回が編入可能時期として設定されています。通信制高校によって編入できる時期が異なるため、確認してみてください。

3.必要な書類

通信制高校に編入する際には、前の高校での在籍状況や学習履歴を確認するため、いくつかの書類を提出する必要があります。主な必要書類は、以下のとおりです。

  • 以前の在籍高校が発行した学籍、就学状況証明書
  • 成績、単位証明書
  • 入学願書

これらのうち、前の在籍高校が発行する書類もあることに注意が必要です。退学前または在籍中に依頼しておくと、手続きがスムーズに進みます。また、必要書類は学校によって異なるため、事前に確認しましょう。

4.試験

通信制高校の編入では、学科試験や筆記試験が行われないケースが多く、一般的に書類審査や作文、面接が実施されます

作文では「なぜ編入を希望したのか」「これからどのように学びたいか」といった内容が問われるため、前向きな姿勢をしっかり伝えることが大切です。事前にテーマを想定して文章を書き、家族や先生に読んでもらって表現を添削してもらうと、試験の時に安心です。

面接では「前の学校を辞めた理由」や「今後の目標」などが聞かれるため、自分の考えを整理しておく必要があります。本番を意識して練習しておけば、当日の緊張が和らぎ、落ち着いて自分の気持ちを伝えられるでしょう。

5.入学区域

通信制高校では、学校ごとに募集している生徒の区域が異なります。通信制高校は「広域通信制高校」と「狭域通信制高校」の2種類があり、それぞれ募集対象が大きく違います。

  • 広域通信制高校:生徒募集の対象区域が3都道府県以上
  • 狭域通信制高校:学校のある都道府県と隣接する1都道府県のみが対象

広域通信制高校は、全国から入学できる場合が多く、引っ越しや通学距離を気にせず学べるのが特徴です。一方、狭域通信制高校は学校所在地と隣接県の一部のみが対象となるため、地域によっては受け入れが難しいケースがあります。自分の居住地域が募集区域に含まれているかを、事前に学校の入学相談窓口で確認しておくことが大切です。

6.単位の引き継ぎ

通信制高校に編入する場合、前の高校で取得した単位があれば引き継ぎができます。高校の単位は基本的に1年間ごとに認定されるため、前籍校で履修が終わっていない科目や、単位が未認定の科目は再度学び直す必要があります。

学年ごとの単位の扱いは次のとおりです。

  • 高校1年生:履修を終えていないため単位を引き継げない
  • 高校2年生:高校1年生の単位を引き継げる
  • 高校3年生:高校1〜2年生の単位を引き継げる

編入の時期や認定される単位数によっては、同級生より卒業が遅れる可能性があります。事前に希望する通信制高校へ問い合わせ、卒業までのスケジュールをしっかり確認しておきましょう。

7.学費

通信制高校の学費は、基本的に取得する単位数に応じて決まります。多くの学校では「1単位あたり〇〇円」という形で費用が設定されているため、卒業までに必要な単位数が多いほど学費は高くなります。

前籍校で一定の単位を修得していれば、その分の単位を引き継げるため学費を抑えられるのです。一方、ほとんどの科目を取り直す必要がある場合は、必要単位数が増えるため学費も上がります。また、授業料以外にも、施設設備費やスクーリング代などの費用が発生します。

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8.入学までの流れ

通信制高校に編入する際の主な流れは、以下のとおりです。

  1. 資料請求や学校説明会に参加
  2. 希望の学校に出願
  3. 入試・選考
  4. 合格発表
  5. 入学手続き
  6. 入学

編入する場合でも、基本的な手続きは、高校に新しく入学する際とほぼ同じです。ただし、前籍校での在籍証明や単位認定の確認など、追加の書類手続きが発生します。スムーズに進めるためにも、早めに希望校へ問い合わせ、編入時期や必要書類を確認しておくと安心です。

通信制高校に編入する3つのメリット

通信制高校に編入する主なメリットは、以下のとおりです。

  1. 全日制と同じ高校卒業資格を取得できる
  2. 自分のライフスタイルに合わせて学習できる
  3. 人間関係の悩みが解消される

編入の判断材料として、ぜひ参考にしてみてください。

1.全日制と同じ高校卒業資格を取得できる

通信制高校では、全日制高校と同じ「高校卒業資格(高卒資格)」の取得が可能です。前の高校を中退している場合、書類上の最終学歴は一時的に「中卒」となりますが、通信制高校に編入して卒業すれば、正式な高卒資格を得られます。

高卒資格は、全日制高校卒業者と同じ学歴として扱われます。大学や専門学校への進学、国家資格の受験、企業への就職など、幅広い場面で求められる重要な資格です。通信制だからといって不利になることはなく、卒業後の進路に制限がかかることもありません。

なお、よく混同される「高卒認定」は、高卒と同等の学力を証明する試験であり、高等学校卒業資格とは異なります。合格しても最終学歴は「中卒」のままです。履歴書に正式な学歴として「高卒」と記載できるのは、通信制高校を含めた高校を卒業した場合のみです。

2.自分のライフスタイルに合わせて学習できる

通信制高校は、自分の生活リズムに合わせて学習を進められるのが大きな特徴です。全日制高校のように毎日登校する必要はなく、登校日数が少ないため、自宅学習を中心に単位を修得できます。

「朝起きるのがつらい」「人間関係がつらくて学校に行けない」などの理由で、全日制高校を続けるのが難しかった人でも、自分のペースで無理なく通いやすい環境です。自宅で自分の生活リズムに合わせて授業を受けられるため、無理なく着実に学習を進められます。

3.人間関係の悩みが解消される

通信制高校では、毎日学校に通う必要がないため、クラスメイトとの人間関係に悩むことがほとんどありません。全日制高校で、友人関係やグループのトラブルが原因で通うのがつらくなった人でも、安心して高校生活を続けられる環境です。

必要なときだけ登校するスタイルなので、他人に合わせすぎて疲れる心配もなく、無理に友達を作る必要もありません。落ち着ける環境で、自分のための学びに集中できます。

また、学校によってはイベントやスクーリングなど、友達ができる機会もあります。全日制のような関係性に縛られず、自分に合った距離感で人と関われるのも、通信制高校ならではの魅力です。

通信制高校に編入する4つの注意点

通信制高校への編入は、多くのメリットがある一方で、事前に理解しておきたい注意点もあります。

  1. 一旦中退扱いになる
  2. 卒業時期が延びる
  3. クラスメイトや先生との接点が少ない
  4. 自己管理が必要になる

知らずに入学すると、後から「思っていたのと違う」「もっと早く知りたかった」と後悔につながることもあります。メリットだけで判断せず、自分にとって最適な選択ができるよう、ぜひ読み進めてみてください。

1.一旦中退扱いになる

一度前の高校を退学してから、新しい学校に入り直ので「中退」という扱いになります。これはあくまで手続き上の区分であり、本人の努力や意志を否定するものではありません。

ただし、履歴書や経歴書には、前の高校を中退したことを記載することになります。中退の経歴を残したくない場合は、高校を辞めずに他の学校に移る「転入」を選ぶ必要があります。

とはいえ、編入は環境を一度リセットし、自分に合った環境で再スタートできる前向きな選択肢でもあります。編入と転入の違いを理解したうえで、慎重に判断しましょう。

2.卒業時期が延びる

通信制高校への編入では、一度前の高校を退学してから新しい高校に入り直すため、どの高校にも在籍していない空白期間が生じます。高校卒業に必要な「在籍3年以上」という条件を満たすまでの時間が長くなり、結果として卒業時期がずれてしまうことがあるのです。

また、通信制高校は学校によって卒業時期が異なり「3月卒業」「9月卒業」など、複数の時期を設けている場合があります。編入のタイミングによっては3月を逃し、次の卒業時期である9月まで待つ必要が出るケースもあります。

同級生と同じ時期の卒業を希望するなら、前の高校を退学せずに移る「転入」も検討しましょう。在籍期間が途切れず、卒業時期が延びるリスクを抑えられます。

とはいえ、卒業まで少し時間がかかっても、通信制高校での学び直しは遠回りではありません。自分のペースで着実に学びを積み重ねることで、納得できる形で卒業できたと思える未来につながります。

3.クラスメイトや先生との接点が少ない

通信制高校では、毎日登校する必要がないため、クラスメイトや先生との関わりが少なくなりやすいです。全日制のように同じ教室で顔を合わせる機会が少ないため、友達ができにくかったり、先生との距離を感じたりすることもあるでしょう。

その結果、学校生活の中で孤独を感じる場合もあります。また、文化祭や体育祭などの行事が少ない学校では、いわゆる高校らしい思い出が作りづらいことも特徴の一つです。

ただし、通信制高校の中には、スクーリング(登校日)やオンライン授業を通じて、他の生徒と交流できる場を設けている学校もあります。さらに、わからないことや不安があるときに、オンラインで先生へ相談できるサポート体制が整っている学校も多いです。

4.自己管理が必要になる

毎日授業に出席する必要がない分、自分で学習時間を確保して進めていく自己管理力が求められます。通信制高校では、レポートの提出やテスト、年に数回のスクーリング(登校)を組み合わせて単位を修得します。

レポートの提出が遅れたり、テストの合格点に満たなかったりすると、単位が認定されません。スケジュール管理を怠ると、卒業が難しくなってしまいます。

ただし、多くの通信制高校では、先生からのサポートを受けやすい環境が整っています。学習計画を立てるのが苦手な場合は、先生に相談するのがおすすめです。無理のないスケジュールを一緒に考えてもらえるため、安心して目標に向かって進めるでしょう。

通信制高校への編入で後悔しない選び方3選

通信制高校への編入で後悔しないために、学校を選ぶ際に確認すべきポイントを押さえておきましょう。

  1. 自分の目標に合っているか
  2. サポート体制が整っているか
  3. 受講スタイルが合っているか

高校を選ぶ際の参考にしてみてください。

1.自分の目標に合っているか

通信制高校は、大学進学・資格取得・専門分野の学習など、学校ごとにさまざまなコースや学科があります。編入を考える際は、将来の目標に合った学習ができる学校を選ぶことが大切です

例えば、大学合格を目指す場合は、大学進学コースがある学校が適しています。美容やデザインなどの専門分野を学びたい場合は、専門コースや実習が充実している学校がおすすめです。特に私立の通信制高校はコースの種類が豊富で、自分の興味や将来の夢に合わせて選択できます。

なお、通信制高校から大学への進学を目指したい方は、キミノ高等学院も選択肢に入れてみてください。一般・総合型選抜・推薦のすべての受験方式に対応しており、生徒の学力や進路をもとに最適な学習計画を提案します。無料個別相談会を実施しているので、ぜひご参加ください。

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2.サポート体制が整っているか

通信制高校では、自宅での学習が中心となるため、サポート体制の充実度も確認しておきましょう。学校によっては、学習の進め方だけでなく、生活面の相談や進路指導など、一人ひとりに寄り添った手厚い支援を行っています。

特に、過去に不登校の経験がある人や、体調の問題で通学が難しい人は、サポートが充実している学校を選ぶのがおすすめです。サポートを受けることで高校生活を続けやすくなり、無理なく高校卒業を目指せます。

3.受講スタイルが合っているか

学校ごとに授業の受け方や登校回数が異なるため、自分の学び方に合った受講スタイルを選ぶことが大切です。例えば、ネット型の学校ならオンラインで授業を受けられ、レポート提出や質問もすべてネットで完結します。スクーリング(登校)は年に数回だけでよいので、自宅中心で学びたい人に向いています。

一方で通学型の場合は、登校日数を選んで対面授業を受けるスタイルです。先生や友達と直接関わりながら学べるため、対面でのサポートを受けたい人や、学校でリズムを整えたい人に向いています。

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